スパイクチェッカー

雑な取引つまり非効率な取引がある時、スパイクが発生しやすくなります。

そこで、相場にどのぐらい雑な取引があるか測定するためのスパイクチェッカーを作ってみました。

スパイクチェッカーでは、前の終値からの高値と安値の比率をグラフ化しています。

メイカーに有利な環境

メイカーに有利な場面

スパイクが予測可能な形で多発していている場合、メイカーにとって非常に有利な環境であると言えます。

予測可能な幅で上下に板(買いと売りに指値注文)を入れておくだけで、利益になることが予想されます。もちろん、遅延によってそれが可能な場合もあれば不可能な場合(見せかけの利益)もあるでしょう。

bitFlyerの場合、メイカーの取引手数料は0%なので、スパイクこそがまさにメイカーの利益となるでしょう。

BitMEXの場合、メイカーは取引手数料がマイナスなので、スパイクは小さく頻度も少なくなる傾向にあります。雑な取引は、マイナス手数料によって吸収されがちです。

そのため、最新価格近辺でのマイナス手数料を争う椅子取りゲームが激しく繰り広げられています。(呼値の単位が大きいことにも起因してますが)

テイカーに有利な環境

テイカーに有利な場面

先ほどとは逆に、スパイクが予測不可能な大きさで散発していて平均的に小さい場合は、テイカーに取って有利な環境と言えるかもしれません。

ポジションを取ろうとする時には、スプレッドが小さくスプレッドによる損失が少なく、それでいて相場に動きがある場合、メイカーに比べ優位な取引ができる可能性があります。

テイカーは相場にスパイクが発生する状況での取引は避けた方がおそらく懸命でしょう。

また、スパイクが発生すると相場のトレンドが反転することもしばしばあります。それまであった、テイカーの勢いが一気にトーンダウンし、相場への意識が逆に向き始めることもよくあることです。

以上、スパイクチェッカーを利用しながら、相場の状況や参加者の勢い・意識を別の角度から冷静に眺めてみるのも一考かもしれません。